2005年12月18日
暖冬予報だったので寒いですね
暖冬と予報された冬はかなりの確率で寒い。
ただ、暖冬とかの予報対象期間は12月〜2月の3ヶ月間であり、2月まで平均してどうだったかを見ないと、外れたと判断することはできない。
ということで、気象庁としては、たまたま今は寒いけど、あとで暖かくなりますヨとの姿勢のようである。しかし、報道各社は「予報の修正を余儀なくされそう」と、暗に「修正しろゴルァ!!」的報道をしている。
3ヶ月予報の、実際の的中確率はどんなもんなんだろうか。ボクはあまりビジネス的に必要としていないので、予報修正のニュースを聞いて「またか」と思う程度である。予報修正されないときは気づかない。なので、アタリが多かったとしても、ハズレが多い印象になるだろう。
いやそれを差し引いてもハズレが多いような気がする。
予報と実際のログってどっかに無いかな?
無ければボクが作る。
ついでに予報の予報もしよう。今後5年で、2勝3敗。夏の予報も含めて4勝6敗ぐらいかな。
ところで、暖冬の反対語は?
調べたら厳冬だった。暖冬・冷夏・猛暑 に比べると知名度(?)が低いような気がする。
2005年11月23日
Windows95発売から10年
10年前の今日(前日の深夜?)、ジムニーで秋葉原に行った。周辺道路は渋滞しており間に合わないかと思ったが、ちょうど三菱銀行の交差点を曲がろうとして詰まっている状態で0時を迎えた。0時になったのが分かったのは、花火の音がしたからだ。
当時学生だったボクはもちろん買わずに帰った。
当時所有していたPCは Am5x86P75(486互換コア133MHz駆動) でメモリ8MBytesで HDD 540MBytes だったかな? 10年後の現在、使用しているメインマシンは PentiumM 1.3GHz メモリ768MB HDD 80GB だ。クロック10倍・メモリ100倍・HDD150倍で、しかもノートPCなんですけど。
10年前、Microsoft はコードネームCairoに向かって走っていた。明確な目標があったうえでの技術革新だったと思う。しかし現在、どこに向かっているのかよくわからない。ボクがパソコン雑誌を読まなくなったからだろうか。
次世代OS, WindowsVista は 3D GUI で気持ち悪い。3Dを2Dに投影して認識している人間にとっては、せいぜい半透明ウィンドウの重ね合わせ程度までしか処理できないのではないだろうか。全画面野郎に代表される一部の人間はウィンドウの重ね合わせすら認識できていないフシがある。
これから10年後、どのような環境になっているのだろうか。
CPUのスペックは電力の問題で頭打ちになりつつある。メモリ容量は必要十分になってきた感がある。HDDは収集癖か動画編集を除けば十分だろう。3年ぐらいしたらHDDの替わりにフラッシュメモリを搭載したPCも出てくるかもしれない。ソフトウェアの供給も小規模なものはUSBメモリのようなものになるかもしれない。するとCD-ROMの出番がなくなるだろうか。
FDDが不要と言われ続けて、最近やっと無くても困らない状態になってきた。ということで、10年後に 12cm光ディスクが過去の遺物になることを予想しておく。
2005年10月23日
ウルザードは父さんだった
マジレンジャーのウルザードについて、過去に書いた。味方になるんじゃないかと。しかし、父ではないだろうとも書いた。片方は当たって片方は外れた。父だった。
父であることを否定するもうひとつの要因として、初回か第2回ぐらいで母さん(彼からみたら妻)を殺してしまった点があげられる。
マジレンジャーの父が実妻殺し!
でも、母はどこかに居る事を示唆して今日は終わった。父さんも死んだような死んでないようなヘンな終わり方だった。
最終回は父も母も生きてて家族7人そろってアニキサラダ囲んで「いただきまーす」かなんか言って平和を噛締めるシーンで終わりそうな予感。
2005年10月18日
2規格の対立も意味をもたなくなるかもしれない
ゲイツ氏「BDの問題は、反消費者的な著作権保護技術」を読んで感動した。主題である「Blu-ray Discの著作権保護技術」の話ではなく、最後のオマケ部分。
一方で「今後はすべてのコンテンツが直接ストリーミング配信されるかHDD上に保存されるようになる」と予測。次世代光ディスクは最後の物理規格になるだろうとし、その意味では2規格の対立も意味をもたなくなるかもしれないと話している。
ボクも以前、コチラの冒頭で似たようなことを書いた。
ゲイツ氏とボクの未来予測が一致した!!
2005年9月11日
小泉任期切れ後を予想する
今回の衆議院解散総選挙。速報によると、自民党圧勝だ。まあ、勝つだろうなという予測をしていたが、その予想を上回る圧勝振りである。
しかし、小泉さんは自民党総裁の任期までしかやりませんと言う。その後はどうするんですか>小泉さん。
小泉さんは相当昔から郵政民営化を訴えていた。厚生大臣なのに郵政民営化を言っていた時代もある。それだけ長い間同じことを言い続けて、解散総選挙までして実現する政治家なんてそうはいないだろう。選挙期間中だけ仕事をして、それも民意を見ながら短期間に政策を変えるのが普通の政治屋である。そんな政治屋から見れば彼は変人である。しかし、普通の人から見たら普通の人である。
その普通の人が、任期までしかやらないと言うのなら、そのとおり、任期までしか務めないだろう。その後の身の振りの予定はあるのだろうか。消費税は任期切れ後に上がってしまうのだろうか。
ボクはこう予想する。
小泉さんは自民党を辞めて新党を立ち上げる。解散総選挙もする。すると、
・自民党をぶっ壊す → 最終仕上げ
・総裁継続 → 自民総裁じゃないからOK
・消費税上げ → 新党の総裁として上げるのはOK
ということで、筋は通る。
もちろん、自民の改革派は小泉新党に移籍する。民主からも、人を呼べるのではないだろうか。民主から自民に移るのは体裁が悪いが、民主から小泉新党なら逆にハクが付く感じがする。そして旧自民党は、今回の郵政反対派のような境遇になる。
新党になって自民の組織票が無くなり、さらに公明抜きでも、過半数を取れるのではないだろうか。無党派層を取り込んで、歴史的投票率での過半数取得。今の小泉人気は、そのぐらいの勢いがあると思う。
おそらく、郵政民営化法案を審議しているときから、このようなシナリオを考えていたのではないだろうか。こんな大それたシナリオを実現してしまうぐらい、頭のいい人なんだろうと、ボクは勝手に思っている。
小泉新党、立ち上げたら投票に行きますよ。人生初めての投票に。
2005年6月14日
ImPhoneは050番号をゲットできるか
USBメモリを接続するだけで利用できるインターネット電話「ImPhone」
ImPhoneは、プロコトルにH.323を利用したインターネット電話サービス。電話番号は「900〜」で始まる独自番号を利用し、発信はアイフォンのほか、一般固定電話、携帯電話、PHS、国際電話へ可能。受信はImPhoneからのみ可能だが、同社によれば年内には050番号の付与を目指しており、SIPを利用したフィールドテストを実施しているという。
またアフォなカイシャが現れた。050番号の付与なんて出来ないと思う。
過去にホリエモンがプロバイダーを問わないIP電話サービスをやろうとしたが、総務省の規制でコケた。050番号は通話品質が厳密に定められており、事実上どこかのプロバイダーにぶら下がってなければならない。
最近、Skypeに050着信できるサービスが発表されたが、これはフュージョンと提携して転送サービスを使うというカタチで誤魔化している。
ImPhone はそのような誤魔化し方に言及していない点が幼稚だ。ネットワークの7階層の上には経済層や政治層や宗教層(?)がある。これら全ての層を突破しなければサービスは実現しない。
Skype とか Winny(?) とかは、7層の下だけで通信するので政治層が関係ないが、050番号とかの話になると政治層まで行かなければならないので注意が必要。
2005年6月 1日
CMスキップとか通信と放送の融合とか広告モデルとか
野村総研が言うところでは、CMスキップにより約540億円の損失なんだそうな。
540億円ってどんくらいだよ?? 2005年のテレビCM市場の約2.6% という方が理解しやすいかな。っていうかテレビCM市場って 540/0.026≒2兆円かよ! ってあんまり大きな数字でもないな。トヨタは1社の利益(売上じゃなくて)で1兆円だからな。
それと萌え市場が888億円である。CMスキップ野郎≒萌え市場貢献野郎 なら、プラスじゃないか!!
まあ、そんな冗談はさておき、今後は番組自体が宣伝媒体になるものと思われる。ヨン様が冬ソナでフォードのエクスプローラーに乗っているだけでエクスプローラーが売れる。頭文字Dで拓海がハチロクをドリドリするだけでハチロクが売れる。そーゆーのが意図的に作られまくって乗せられまくる時代になると。
ただし、放送法でCMと本編を区別しなきゃならんとされている。いい規制だ、とは思わない。広告主と放送局の需要と供給があるのだから、規制されれば裏で動く。法を緩めないとカネの流れが裏金化してタイヘンなことになるんじゃないかと思う。現状でも相当な額がプロデューサーの懐に入っているんじゃないかと想像しているのだが。
それで世の中が悪い方向に向かうかというと、ボクは楽観視している。番組自体が宣伝媒体になるとき、ネットの口コミの影響力が増大して庶民にはあまり影響が無い予想する。逆にプライドの高い連中が「テレビで見たから」という理由だけで「広告費上乗せ商品」を買わされるとか。
ちょっぴり不安なのが、口コミ有用情報だと思っていたのがアフィリエイトだったりして・・・。
2005年4月23日
渡辺3310 V20最終章
セゾンカードから毎月請求書が届く。一応ちゃんと広告にも目を通している。かぐらみつまたたしろと苗場が繋がった!とかはこれで知ることになる。
今月の広告でビックリしたのが渡辺3310イン○イス球場コソサート最終章! V2O!(検索に引っかからないように音声を変えております)
もう20年かよオイ!
ただ、最終章という表現が微妙である。ここで一発動員数を稼げれば、来年は最終章第2節!とかゆー言い訳をしてやっちゃいそうな予感。マンションの「最終期第2次販売」みたいなもんである。3310オフィシャルページの3310のコメントを読んでも「最後」という言葉が無いのが気になる。
そう疑ってしまうのは、昔、「最後の西武球場!」というキャッチコピーがあったからだ。これは単に翌年は「西武ドーム」になるから、というオチだった。
高校生の時、高校まで自転車で35分だった。往復で70分テープがちょうどいい。それに約35分づつ、3310の曲を録音した。テープの余りが勿体無いので、表と裏の時間をキッチリ合わせるよう選曲して入れた。実際のテープの長さは35分より若干長い。そのマージンを考慮してそれに収まる範囲内で表裏の時間をそろえる。で、表の分を録音し、それが終わった場所で裏返して裏の分を録音する。成功したらカセットを分解して、テープの余った部分を切る。こうして無音の隙のない3310ベストテープを作り出し、毎日の通学で聴いていた。
圧縮音楽全盛の今から思うと、15年前のボクはなんてくだらないことをしていたんだろうと思う。
15年でこうも変わるものなのか。それではこの先15年後はどうなっているだろうか。
高速化したブロードバンド環境から見たらチリのような量でしかない楽曲データは簡単にコピーされ、CD販売はおろか、音楽配信ビジネスさえ成り立たなくなる。そもそもが貧乏な学生相手の商売だ。少ない小遣いのパイを今でさえメールのパケ代に奪われつつある。
アーチストの商売はライブの動員がメインになってくるのではないだろうか。楽曲をタダで配ることにより、ライブの宣伝をする。あとは関連グッズを乱発してコレクター魂をくすぐるしかない。現時点でもCDというメディアは「関連グッズ」の中にカテゴライズされ、コレクションされるモノという感もある。
ライブの有料生配信、しかもヴァーチャルリアリティ付き! ってのも思いつくが、それもコピーされる恐れがある。ヴァーチャルなものはいくら著作権保護の仕組みを作っても、いつかは解除され、コピーされる。逆説的だが、情報技術の発展により、リアルエクスペリエンスの重要性が増していくのではないだろうか。