2009年2月11日
インサイト
ホンダの新型インサイトが発表された。
約4年後に車を買い換えようと思っているボクにとっては気になる新車である。
まず、パッと見から。
なんというパクリデザイン・・・というのはボクの担当外なので言及しない。
次にカタログスペックを。
ホンダのハイブリッドシステムは、トヨタの複雑高機能で重たく高価なシステムに比較すると、簡素で軽量で安価である。軽量というのは燃費を考えるにあたり、超重要なファクターであるので、どちらが優れているかというと甲乙つけがたい。そもそも燃料費をケチるためにハイブリッドにしているのに、車両価格が上がってしまっては意味がない。
しかし、今度のインサイトは簡素にしすぎなのではないだろうか。
一番気になった残念な点は、エアコン駆動が電動からベルト駆動に戻ってしまったこと。
電動にするとアイドルストップをしやすくなり、渋滞路での燃費が向上する。しかし、モーター分の重量が増し、コストも上がる。
コストと燃費性能のバランスから、どちらを選ぶべきか。きっと社内でも激論が交わされたに違いない。
そして、ベルト駆動が選ばれた。
なぜそうなったのか。
おそらく、基準は燃費測定方法にあったと思う。
燃費測定方法は、現在の10・15モードから、より実走行に即したJC08に移行しているところである。JC08はコールドスタートも計測するなど、厳しくなっている。
しかし、その厳しくなったJC08でも、エアコンを考慮した測定は行わない。
つまり、電動でがんばってエアコン使用時の燃費を良くしても、カタログスペックには反映されないのだ。
個人的にはこれだけで絶対に買わない理由付けになった。
かといってプリウスは高すぎる。
まあ、ここで言いたいのは、「フィット最強」ということだ。
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