2008年10月16日
中途半端に白・銀・銀
1本だけ12万円の白い歯にすることにした。それでもファイバーコア3本の4万円とあわせて16万円の出費だ。
前回、説明不足だったが、差し歯にするのは右上4番、左上6番、左下6番である。
番号は、前歯から数えて何番目かという数字。
通常の会話においては、6番は殆ど見えない。4番は見えるような見えないような微妙な位置である。
1年前なら、貧乏だったので確実に銀歯を選んでいただろう。ファイバーコアもあきらめていたと思うし、そもそも保険内の治療すら放置していたかもしれない。
今なら40万円でも払うことは出来る。だが、奥歯まで白くするのは分不相応だろう。4番を白くするのさえ、分不相応なのではないかと言う罪悪感がある。
この罪悪感は、たとえて言うなら、イオンモールむさし村山ミューで、三越に入っちゃったときに感じる罪悪感に似ている。
もっと大胆に消費して、その分がんばって稼ぐと言う考え方にならないと金持ちになれないという危機感みたいなものを持っているのだが、どうも「贅沢は敵だ」という育てられ方をされて、万年庶民の貧乏スパイラルから抜け出せないでいる。
その妥協点が、1本だけ白い歯なのである。
「中途半端が一番良くない」という気もする。
だが、もう、歯医者には16万で回答した。
Posted by rukihena at 21:34:38
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