2008年1月31日

DELL Dimension 4600C ヒートシンク脱落

 某所でPCが起動しないというので診に行った。

 「ハードウェア故障かも」というので、交換用に手元にあった中古電源だけ持って行った。


 現地についてみると、故障PCは DELL Dimension 4600C。スリムタイプなので中古電源は使えない。

 (売りつけようと思ったのに)


 気を取り直して起動すると、「Chipset heat sink not detected」と表示される。

 チップセットのヒートシンクがデテクトできないんですかそうですか。

 チップセットのテンプリチャーがオーバーヒートとかいう表現ではないところがインタレスティング。

 マシンを開けてみると、セルフダイアグノーシスのとおり、ヒートシンクが外れていた。

 

 正確に言うと、ヒートシンクを固定するためのジャンパライクな金具が外れている。

 とりあえず、隣のCPUヒートシンクのプラ枠にフックして固定したら、ブートするようになった。

 


 帰ってから、Chipset heat sink not detected で検索すると同様の症状がモリモリ引っかかる。

 画像検索すると、もうそれそのもの。コンデンサ妊娠とショルダーを並べるほどフェイマスな故障原因ぽい。


 なお、簡単な英語を読んだ直後は頭の中がルー語になる傾向があります。読みにくくてごめんなさい。


 ところで、ヒートシンクが外れても、最小電力でエラーを表示して壊れないという設計はすばらしいと思う。すばらしいのはDELLじゃなくてIntelなのだとは思うが。

 おまけ:[YouTube] Hot Spot: How Modern Processors Cope With Heat Emergencies

Posted by rukihena at 20:54:05
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コメント

遅めのコメントで申し訳ないのですが、

ヒートシンクの脱落と、それ以外の要因によるチップセットの過熱とはどう区別してるんでしょう?
チップセットの過熱はたいていヒートシンクの脱落が原因と考えていいのか、それとも熱以外の検出機構があるのか、どっちなんでしょうか。

と、素朴な疑問でした。

Posted by ささきけいすけ at 2008年2月12日 23:38

そこ、ボクも疑問でした。
機種によっては、熱伝導シールとかで固定しても、二つの金具間がショートされてないと起動できない(ノットデテクテッド)になるものもあるようです。
この固体はショートしなくても何故か起動しちゃいました。
どこで検知してるんでしょう???

私物ならイロイロ実験できるのですが、他所にあるものなのでイジくり回せません。

Posted by るきへな at 2008年2月12日 23:49

もはや有償修理しかしてもらえないです。
おれもその被害者です…。

Posted by fliszts541 at 2008年4月 2日 05:33

Googleから来ました
うちの4600Cも同じ症状が出ました
もう一つの金具がないのでメーカーに電話したら
修理に4万円…

新品買った方が安いですね…w

Posted by いぬころ at 2008年6月13日 13:43

同じ症状の方がいるんですねー。
私もまったく同じ症状でした。
ジャンパーライクの金具が抜けるなんて、創造もしなかったです。
私の場合は再度半田付けしてまた使用しています。

Posted by Harry at 2009年7月20日 01:45

本当はボクも半田付けしたかったのですが、時間も工具も無くて断念しました。

今通っているところのボスが4600Cを使っているので、いつか落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしています。

Posted by るきへな at 2009年7月20日 23:27

同じ症状になりましたが、アロンアルファで金具を接着したら動作しました。
あまりお勧めはできませんが・・・
バネがきついので、ゆるめるとアロンアルファでもはずれません

Posted by 山羊 at 2009年8月26日 21:56