2007年9月23日
ドライヤー分解清掃
ドライヤーから異音がするのでイオンでお買い物しようかと思ったが製造年が2004年でありモッタイナイので分解清掃。
異音は、ベアリングのグリス切れと思われる音。
分解してモーターのベアリングまで到達したいところだったが、モーターまで分解しないと到達できないのであきらめた。
そのかわり、モーター外部からクレ556を吹きかけた。
クレ556は浸透力が強く、非常に効果的なのだが、グリスまで洗い流してしまう。
グリスは年単位で持つが、クレ556は月単位だと思う。
というわけで、一度クレ556を使い始めたら定期的にクレ556で注油しなければならなくなる。
ちなみにドライヤーの安全設計について。
モーター焼き付きや、風路のホコリ詰まりなどで風量が低下した場合、内部温度が上昇する。
温度が一定以上あがると、サーモスイッチによりヒーターがOFFになり、過熱を防ぐ。
通常、サーモスイッチを組み込む際は、火花が出ないように工夫するものだが、ドライヤーの場合は火花出まくりのまま実装する。
なぜそうするのかというと、ユーザーに「ヤバイ」と思わせて、清掃または買い替えを促進するため。
と、ボクは勝手に解釈している。
もう一点、細かいこと。
ドライヤーに電源コードを巻きつけて保管する人がいるが、アレはよろしく無い。
巻きつけること自体はいいのだが、伸ばすときに十中八九は何も考えずにコードの端を持ってビロビロ〜ンと伸ばすことであろう。その際、コードにねじりが発生する。
コードはねじり方向の負荷に弱い。中の銅線と被覆の長さにズレが生じ、そのしわ寄せがコネクタ付近に集中し、ついには断線に至る。
ドライヤーにかかわらず、コードを機器に巻いてスッキリ保管する人は、コードの断線に悩まされていないだろうか。
なお、巻き取り装置つきのモノ(掃除機とか、携帯充電器とかのアレ)は、ねじり方向の負荷が掛からないように正しく巻き取り・巻き出し(?) しているので問題ない。
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