2007年1月10日

iPhone とか SmartPhone とか PDA とかとかとか

 iPhone が発表された。

 ボク的に、この手のものは買っても活用に至らず、しかもスグに陳腐化してムダになってしまうのが分かっているので、あまり興味が無い。

 というか調べると買ってしまいそうなので、マジメに調べていない。

 そんな生活を10年ぐらいしていたらホントに興味がなくなってしまった。


 個人的には、PCとケータイがあれば無問題じゃないかと思う。PCとケータイの間にあるもの、具体的に言うとPCを無理に小型化したものとか、ケータイを重いと感じるまでに多機能化したものとかは、どうにも中途半端で使えネー。

 というわけで、普通に小さいノートPCとか、普通に売れ筋のケータイとかがボクの好みだ。


 もう一つ。タッチパネルは使いにくい。

 タッチパネルは触れるだけの肉体的動作だけで操作できるデバイスであり、肉体的負担が軽いと思われがちだが、実際には操作と操作の間の非操作時は触れない場所に指を保持する力が必要で、肉体的負担が重い。

 普通のボタンは手触りでポッチを探し、位置決めしてから押す、という動作が可能であり、タッチパネルよりも優れている。ボタンの機能を表示できない問題もあるが、今時のケータイを見れば分かるとおり、よく使う機能を右上・左上のボタンに割り当て、その機能名を画面右下・左下に表示するなどの工夫で問題ナッシング。


 個人的にやって欲しいと思うのは、「触れる」と「押す」の2段階感知が可能なタッチパネルだ。「押す」の場合には「クリック感」もあるといい。

 で、ソフトウエアでは「触れる」を検知するとその場所の簡易ヘルプを表示してやる。ちょうどマウスオーバーのときになんか表示されるような、あんな感じで。


 とかなんとか思っているところで、CLIEを貰った。しかも2台。PEG-NX70V と、 PEG-TH55。

 新しいほうの PEG-TH55 は無線LANが付いている。しかし、CFスロットが無く、PHSなどで拡張することが出来ない。

 真っ先に思いつく利用方法は、FON の実験用だ。ただ、接続して2chに記念カキコとかしたらもう実験終了だろう。


 個人的に作りたいモノとして、天気予報表示端末というものがある。その名の通り、ひたすら天気予報だけを表示するデバイスだ。

 やることは単純。適当な天気予報サイトを表示するだけ。

 それだけならPCでも可能だ。しかし、PCは消費電力が多すぎて、費用対効果が悪い。

 単に普段使っているPCで見れば良いんじゃないのとも思われるかもしれないが、電源OFFの時にそれをやるのはツライ。

 天気予報表示端末は玄関に置き、外出しようとするその瞬間に目に入って傘を持っていくかどうか判断するために使いたいのだ。

 これぞ高度情報化社会だと思う。

 そんな天気予報表示端末、技術的ハードルは全く無い。唯一の問題はコストだ。

 しかし、タダで貰ったPDAなら、イニシャルコストの問題が無くなり、ランニングコストも極小(低消費電力)な天気予報表示端末が完成する。

 ということで、無線LAN経由で適当な天気予報サイトを表示してみたが、PC向けはヘッダ部分が大きくスクロールが必要だ。PDA向けだといい感じになるが、リフレッシュされない。

 適当に整形するサーバプログラムをPHPかなんかで書こうかな。

 他に表示したいものとしては時計とか直近の時刻表とか電車運行情報とかGoogleカレンダー連動とかイロイロあり、夢が広がる。

 基本的にクリックしないコンテンツなので広告モデルは苦しいかもしれない。

 しかし、直近時刻表を表示させるとすると、最寄り駅を登録してくれるわけであり、駅ごとのユーザー数がサーバーサイドで検知可能だ。

 そうすると、地域密着型広告を表示させたい企業はいっぱいいるかも、などと妄想してみる。


 もう一つ、古いほうの PEG-NX70V をどうするか。CFスロット付きであり、当時はPHSカードを挿すことを想定していたのだろう。また、CFサイズの無線LANカードも売っていたような気がする。

 だが、タダで貰ったPDAのために投資するのは馬鹿げている。

 PDAを入手したらやろうと思っていたことに一つに、Plamの燃費計

 でもこれはPICをムダに2個使っていたりしているので、PIC1個バージョンを作りたいなとか考えている。

 考えているだけで実現し無さそうなのはいつものことだが。

Posted by rukihena at 23:34:18
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コメント

iPhoneは「普通に売れ筋のケータイ」ですよ。PDAじゃないのでアプリのインストールもできません。135gなので重さも京ぽんクラスです。

それとAppleのインターフェイスでは、タッチパネルを「押す」ことはあまり考えられていません。どちらかと言うと「なぞる」という使い方です。これはPowerBookなどを使ったことがあるとわかるんですが、指2本のスクロールなどは眼からウロコですよ。「押す」ためのボタンが別に用意されているのもiPhoneとPowerBookの共通点ですね。

Posted by ふむふむ at 2007年1月11日 14:41

重量1割アップは別クラスだなぁ。

タッチパネルとタッチパッドは別物なので分けて考えたいんですが、Apple的にはどちらも一緒なんでしょうか?
いや、PowerBookはタッチパネルなのかな?
ということを知ると欲しくなるかもしれないので教えないでクダサイ。

Posted by るきへな at 2007年1月11日 20:03