2006年4月23日
VMware Server
VMware は 2.0 の頃から使っている。
VMware Server がタダになった時、VMware Server 5.5 から乗り換えようかと思ったが、Beta が外れてからでいいや、と、放置していた。
しかし、仕事でなぜか Server が指定されたので使ってみた。Beta2 (build-22874) である。
使ってみたら、なんか、スゴイんですけど。
今まで、遠くに置いた VMware にアクセスするのに苦労していた。VMwareホストに、リモートデスクトップとかVNCとかで接続し、ゲストOSにもそれらを入れてアクセスしていた。(ホストに繋いで、その中のゲストOSを触ると、描画に失敗して実用にならない)
VMware は画面更新の全てを制御しているのだから、そこのところをTCPにできないのかなぁと思っていた。
それと、理想は Linux上でデーモンのようにVMwareが動作し、画面はWindows上のクライアントソフトのようなもので見る、という環境がいいなぁと思っていた。
VMware Server は、まんま、それを実現するものだった。
遠くにある Linux鯖に、CUIだけで VMware-server をインストールすることが出来る。X Window System は不要。もちろん、X があればそれ上にゲストOSの画面を表示することも出来る。
その Linux鯖に、Windows から VMware Server Console で接続すると、Linux鯖上で動いているゲストOSの画面にアクセスすることが出来る。ポートは902を使っているっぽい。
ホストOSにもゲストOSにも、リモートデスクトップやVNCなどのリモートアクセスツールを入れないで運用可能な感じだ。
まだBeta版なことが気になるが、仮想マシンのコアは WS5.5から来ている物と思うし、サーバー的機能は GSX 3.2 から来ている物と思うので、そうクリティカルな地雷は無いと思う。地雷があるとすれば、新機能の Virtual SMP とか 64bit-CPU とか Intel Virtualization Technology がらみかな? (希望的観測)
このエントリーのトラックバックURL:
http://weblog.rukihena.com/mt/mt-tb.cgi/415