2006年4月 9日
さくら広場
今日オープンしたさくら広場に行ってみた。
散り始めで残念なのと、木がまだ若くて残念なのと、駐車場が無くて残念だ。6月から民間取締りが始まってしまう。来年は民間取り締まり業者がボロ儲けできるスポットになりそうな悪寒。裏ワザとしては、民事不介入の原則を利用すること。公道上じゃなければ、すなわち民有地ならケーサツ(と、その配下の組織)は動けない。隣のナントカ公社の土地の入り口に置くのが良いかもしれない。しかし、住居侵入でタイーホされる可能性は否定できない。
松下の土地だけど、歩道として開放している領域もいいかもしれない。
などとダークな話を書くのは、駐車場を設置しなかった松下への批判である。地域貢献するなら、駅前で電動アシスト自転車(松下製)を無料レンタルするぐらいの勢いが欲しい。
批判だけでは可哀想なので、褒めるところを書く。
動線の工夫がイイ。入り口を入ると、奥の方に丘が見える。とりあえず登ってみたくなる。しかし、小川がそれをさえぎっている。橋が少ないのでまっすぐ丘に向かえない。必然的に、動線がバラバラになり、人の流れが分散する。丘の登り口は入り口からみて反対側になる。なので、奥まで行くことになる。ただ漠然と「端まで行ってみよう」と思って歩くのと、「丘があるから登るのだ!」と思って歩くのでは気分的に違うのではないかと思う。そして丘の入り口から登ると、正面に幕張のビル群が見える。この向きもきっと計算ずくなんだろう。やるな、>建築家の安藤忠雄氏。
ソメイヨシノは根元を踏み固められると痛んでしまう。それを防ぐために、木の周りには花が植えられている。根の周りを踏むなゴルァと看板を出すのではなく、心理的に踏まないような作りになっている。さらに、動線が集中しがちなトイレ付近の木は、入り込まれても大丈夫なように金網で土が保護されていた。
ちなみに小金井公園では小金井公園桜守の会がジャノヒゲを植えていて、さらに根の周りを踏むなゴルァとの看板を木に括り付けているのだが、踏まれまくっていた。ジャノヒゲでは心理的効果が得られないのかもしれない。
桜の季節以外に花見をする人はいないだろうから、同時期に花を咲かせる植物を植えるのがよいかも。
帰りはお台場(有明)まで行って、臨海部広域幹線を走ってみた。信号はT字路の部分にしかなく、快適に走れる。
そのまま下で帰ろうかと思ったが、銀座入り口が見えたので乗ってみた。非常に首都高らしい、使いにくい入り口だった。
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小金井公園の場合、ジャノヒゲが植わっていることで、かえってちょうどよいすわり場所になっています。それにしても、公徳心に欠ける人が多いのはいやになりますね。
公徳心が欠けているんじゃなくて、知識が欠けているだけだと思うんですけどね。ボクもつい最近まで知らなかったし。