2006年4月10日

中国からのメール

 最近、中国からメールを受け取ることがある。スパムじゃなくて、ちゃんとした仕事のメールである。

 黒塗りと相まって、胡散臭さ満点である。

 「ワタシ、日本語完璧アルヨ」とでもしゃべりそうな文面だ。しかも、字が汚い。

 ん? なんで字が汚いんだ?


 デコード前のbodyを見ると、charset="gb2312"; と書いてある。gb2312 をググって見ると、簡体字中国語(Simplified Chinese)のようだ。

 GB2312にはひらがな・カタカナも含まれていて、この文字セットだけで日本語も書くことが出来るらしい。

 面白いのは、Outlook Express 6 で、そのメールから返信画面を出すと、自分もこのヘタクソなフォントを使うことが出来ること。なんだか中国人になった気分で返信できるアルヨ。

 中国からのメールが無くても、書式 - エンコード - その他 - 簡体字中国語 (GB2312)を選ぶことで、このフォントを使える。(もしかしたらフォントのインストールとかが事前に必要かも)

 ただ、受信者の環境によっては正しく読むことが出来ない場合がある。ひらがな・カタカナは同じところにマップされているので、それだけ表示されて漢字が文字化けするという現象になりがちだ。これはこれで、お前は小学1年生か!? と突っ込みたくなるメールになり、面白い。

Posted by rukihena at 23:32:47
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