2006年2月25日
小金井公園で自転車(のブレーキ)の練習
コドモ(4才)は自転車を漕ぐのが苦手だ。「右足を下まで下ろしたら次は左足」という動作を理解していない。なので、たまには練習させようと思って乗せてみた。そしたら普通に漕いでいた。どこで覚えたんだ娘よ。
次はブレーキを覚えよう。止まり方は進み方よりも重要である。vi や emacs で終了の仕方を覚えるのが重要なのと同じぐらい重要だ。
「止まりたいときはブレーキを握るんだよ」と教える。後ろから押して壁に突進させて「ブレーキ!」とか言いながら教育してみる。とりあえずブレーキを握ると止まることは覚えたようだ。
さて、実践してみるか。と思って小金井公園に向かった。ボクは歩きで、コドモは補助輪つき自転車。公園へ向かうと、いきなり下り坂がある。ブレーキを握って速度を調整しながら進むのはまだ無理のようだ。
その後、平坦な道を快調に進み、上りを押しながら進み、小金井公園に着いた。うめまつり期間中なので梅林のほうまで行ったが、桜の季節のイメージからするとショボかった。家から公園よりも、公園内の移動のほうが時間がかかる。ここまで来て損したと思った。
「わんぱく広場」でひとしきり遊ばせてから帰ろうとした頃には足が痛くなった。歩いているだけなのに足が痛い。普段運動しなさすぎであることを実感した。そして、やっぱり梅林に来て損したと思った。
帰りの園内でも下り坂があった。ブレーキを使うことは出来るが、ブレーキ=止まる である。速度調節が出来ない。止まっては進み、止まっては進み、で、イライラするので「ちょっと握ってゆっくり進めない?」と聞いたら止まらず進み続けた。安全のためにボクが止めるべきか。いや、ボクが止めたら自分でブレーキをかけることの重要さに気づいてもらえない。しかしこの速度(へたれエンジニアが全速力で走る速度)はヤバい。
などと考えているうちに、ちょっとしたステアリング操作から遠心力が発生し、重力と遠心力の合成ベクトルが補助輪の外側に移り、転覆横転に至った。コドモはナイス受け身で、ヒザをすりむいただけの軽症で済んだ。
コドモは泣いてしまったが、痛いの痛いの飛んでいけ〜とか言ってごまかしたら泣き止んだ。
転んでみないと転ぶ限界が分からない。親の目が無いところで限界を超えまくるよりは、親の元でちょっとだけ限界を超えるのを経験したほうが良いと思う。
転んだことで、ブレーキの重要さは分かって貰えただろうか。その先に適度な下りが無かったので分からない。また今度出かけてみようと思う。
ボクの徒歩の限界も、梅林未満だということが分かった。次回は奥まで行かないように気をつけよう。
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ブレーキはまだデジタル操作しかできないのね。これも知らぬ間に覚えてるでしょう。
10年前は毎日通ってたから、どの辺とどの辺の坂道だか想像がついてしまったな。懐かしい。
最初の下りは公園内じゃないので想像とは違うかも。
まあとにかく石神井川が形成する谷が邪魔っすよ!
花見の季節までに、自転車で併走できるようになって欲しいものです。でも1ヶ月しかない。今年は無理かな?