2005年9月19日
ガソリン節約
ガソリン価格がジワジワと上がっている。なんとかならないものか。
何とかしようとして低燃費車に乗り換えるという発想は良くない。車の値段のほうが確実に高くつく。環境負荷という面でも、クルマの製造にかかるエネルギーが勿体無いのでよろしくない。
ちなみに、バッテリーを多用するハイブリッドカーは、バッテリーに含まれる環境に優しくない物質とかを考慮すると、普通のガソリン車と比べて環境負荷が高いそうだ。真の環境保護家はハイブリッドカーには乗らない。というかクルマに乗らないか。
さて、一般人としてクルマに乗ることを前提にして、ガソリンを節約することを考える。燃費の良い運転をするのが近道だろうか。
低燃費走行を実現するための「心がけ」として一番インパクトがあるのは、「減速のしかた」だと思う。「加速のしかた」のほうがインパクトありそうに思えるが、加速はあんまり影響ない。ちょろちょろ加速しても、ドカンと加速しても、一定の速度にいたるまでに必要なエネルギーは変わらない。エンジンの効率が良い回転数での加速が必要であり、その最適な加速度ってのは普通に走っていれば普通に最適である。(フルスロットルは普通じゃないので、効率悪いですよ。)
で、「いつか必ず減速するんだ」ということを念頭において走行する。速度が高いほど、ブレーキで無駄にしてしまう。極力ブレーキを踏まないで済むように信号を読みながら走る。前の信号が赤になったらアクセルを外す。それだけ。
余計な荷物で燃費が悪くなると言う話もあるが、人間の60kg程度に比べると、さほどインパクトは無い。ガソリンを常に半分以下にするのも、さほどインパクトは無い。ガソリンスタンドに余計に通う(余計に減速・加速する)ことによる燃費悪化の方が勝ってしまうと言う調査結果もある。ガソリン単価上昇局面では、できる限り1度に沢山入れていたほうがトク、という考え方もある。
高度な減速ワザとして、フューエルカット時間を極力長くするという手法がある。アクセルオフもで余裕でたどり着ける程度の距離の信号が赤になったとき、そのまま普通にアクセルオフでたどり着くと、停止してアイドリングするのでガソリンを消費してしまう。なのでブレーキを踏んで、ギリギリたどり着ける程度まで減速しておく。まあ、気分程度しか改善しないかもしれないが。
ちなみに最近のクルマはフューエルカット時間が長い。低速になったらシフトダウンしてフューエルカットを継続しようとする。2とかに入れなくても、普通にDレンジのまま、効率的な減速ができる。
ということで減速重視の低燃費走行、ゼヒお試しください。
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