2005年9月12日
束ねたマイク
政治屋がしゃべるときに持っているマイク。「最低でも2本以上束ねること」と、公職選挙法に書いてあるのではないかと思えるぐらい、なぜか必ず束ねている。
テレビのニュースを見ていても、ボクの視線はマイクの本数に釘付けである。IQテストの積木の数を数える問題のごとく、裏にあるであろうマイクヘッドを想像しながら本数を数えているボクがいる。しかし積木のように理論整然と数えることはできない。イライラしていると別の政治屋に映像が切り替わり、そいつが2本だけだったりすると妙にホッとする。もちろん話は聞いていない。
あのマイクは全部生きているのだろうか。そこに居るマスコミ全社がマイクを持たせるとしたら、記者会見でみるような、テーブルにずらっと並べたような本数が必要で、持ちきれない本数になるのではないだろうか。実際には1本しか使ってないのでは? と思う。
まあ、演出なのだろう。顔のドアップでも必ず映るマイクは主役を引き立てる名脇役である。歌手が持つマイクも様々な趣向が凝らされていた。コードをくるっと巻いて持つとか、水平以上にあげて持つとか、クラシカルなデザインマイクを使うとか・・・。
しかし、政治屋の束ねたマイクは飽きた。ヘッドセットをつけて、両手で派手に身振り手振りしてみるのもいいかもしれない。もしくは無駄にマイクスタンドを付けて振り回してみるとか。
Posted by rukihena at 23:23:58
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