2005年4月13日

メモリが安い

 メモリが安いらしい。

 いつの間にか、普通のSDRAM (=SDR SDRAM) が、新しいDDR SDRAMより高くなってしまった。そして今度は DDR2 が主流になる前兆現象で、DDRが安いらしい。もうわけわからん。

 DRAMは、バケツに水をためるような感じで記憶する。バケツをひっくり返して、水が出るか出ないかで、0/1を判定する。一度ひっくり返すと溜めなおすのに時間がかかる。それにバケツにちょっと穴が開いているので、定期的に溜めなおさなければならない。

 バケツをひっくり返すのは一瞬なのだが、「どのバケツをひっくり返すか」を指定するのに時間がかかる。最初のバケツを指定して、次々に隣のバケツをひっくり返すのは比較的早い。近年、速くなっているのは「連続バケツひっくり返し間隔」であり、「どのバケツをひっくり返すか」を指定する時間は全然速くなって無い。画像処理のたぐいで大量のメモリに真っ直ぐアクセスするのは速いが、あちこちに散らばったデータを見に行くのは遅いのだ。

 SDRAMは、連続バケツひっくり返し間隔をクロック同期にして高速化したもの。DDR SDRAM は、クロックの立ち上がりと立下り両方でデータを送出することで2倍速にしたもの。DDR2は調べたがわからんかった。

Posted by rukihena at 19:45:52
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