2005年3月21日

ムーアの法則のホントのところ

 ムーアの法則とは、計算機のある値が一定期間で倍増するという経験則であるが、細かいところを見ると諸説ある。

 一番大きい勘違いは、「CPUの速度が上がる」というもの。上がるのは半導体素子に集積されるトランジスタの数=集積度である。

 それはまあおいといて、倍増するとされる期間がバラバラである。一番多いのは 18ヶ月〜24ヶ月だろうか。単に18ヶ月としている場合もあるし、24ヶ月としている場合もある。また、1年〜2年、というアバウトな設定もある。

 Wikipedia によると、当初12ヶ月だったが、あとで24ヶ月に変更したそうな。これが正しいとすると、18ヶ月というのは単なる平均か?

 なんにせよ、将来の予想でしかないので何が正しいというのは無いかもしれない。いや、「ムーア博士の発言」という意味では正しい記録が残ってないとまずい。わざとアヤフヤにして、ほら○○ヶ月で倍増したでしょと、さもキッチリ当たったかのように将来言うための布石なのだろうか。

 どうでもいい話だが、複利で年100%だと、10年後は1024倍である。そんな株とか不動産とかないかなぁ。

Posted by rukihena at 23:26:22
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