2005年3月20日
地下鉄サリン事件から10年
地下鉄サリン事件から10年の年月が経過した。
事件当時、ボクは苗場プリンスでバイトをしていた。事件を知ったのは休憩室のテレビからである。テレビを見ている社員(地元採用)は
「へぇ、やっぱ東京はコワイねぇ〜。」
まったく他人事というか外国の出来事のような言葉を発していたのが印象的である。
ボクはバイトをしてパソコンを買おうと思っていた。まだWindows95が発売されていない時期である。いわゆるWindowsPCが、AT互換機と呼ばれていた頃。AT互換機を買うなら香港旅行のついでに買ってくると 国内PC価格>香港旅行+香港PC価格 になりお得、という時代が終焉しつつあるというか完全に終わって普通にアキバで買えよ、という頃。そして、オウム系のマハーポーシャというパソコンショップが「超超超激安〜」とかいいながらビラを配っていた頃である。バイト始めた当初は、「安い」という理由だけでマハポーシャで買おうと思っていた。
バイトを終えても、マハーポーシャで買おうと思っていたが、もう存在してなかった。仕方なく、ドスパラで買ったPCは CPUがAm5x86P75-133 でメモリ8Mぐらいで HDD 540MB ぐらいだっただろうか。これに Windows3.1を入れて、Trumpet Winsock で大学にダイヤルアップしてインターネットに接続して Mosaic でネットサーフィンしていた。
研究室の SUN4/LX に NCSA HTTPd をインストールしてショボイホームページを作っていたような気もする。しかしロボット検索はおろか、Yahoo! さえ存在しない時代であり、ボクが誰かにURLを教えなければ誰も訪問してこない状態だった。
研究室の扉には、教授と生徒の居場所を示す表と磁石があるが、それをCGIで実現しようとしてCGIの勉強もした。Perlを覚えるのが面倒でC言語で作ったような記憶がある。
あれ、何の話だっけか。
そう、地下鉄サリン事件から○年というのは、ボクのインターネット暦○年に相当する。情報発信サイドという見方でも10年。ボクのプチ自慢の一つだ。
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