2009年1月25日
息子の自転車特訓
自転車練習のコーチは、妻が担当ではなく、ボクがやらなければいけないようである。
だが、上の子は保育園で勝手に練習して勝手に乗れるようになって、出番が無かった。
しかし、下の子はまだ乗れない。
保育園が建て替えで仮園舎になり、園庭が狭くて練習できないのだ。
小学生に上がる前に乗れるようにしておかなければならないと思った。
息子に自転車練習しようかと提案して見ると、泣き顔になった。
「乗れなくてもいいもん!」
それは困る。
なので、「自転車乗れるようになるとうれしいな〜。そうしたら家族4人で自転車で小金井公園に遊びに行こうか〜。たのしいだろうな〜」
などと言ってみたら、練習する気になったようだ。
そう、自分からやる気を出すことが重要だ。
そして都営住宅の前で練習開始。
普段、廊下で住民に会うことは稀なのだが、家の前にずっといると、ちょこちょこ出入りがある。挨拶が面倒くさい。公園に場所を移動した。
息子はと言うと、発進に苦労している。クランクを発進に適したペダル位置に持っていくことすらままならない。
最初は教えていたが、だんだん面倒くさくなって教えるのをやめて傍観することにした。それでも勝手に練習している。
たまに2ペダル目まで漕ぐことができるかも? という程度で1日目は終了。バスがちょうど開始時と練習中と終了時に通ったので、1時間ちょっと練習していたようだ。
●1週間置いて、練習2日目。
ボクはもう面倒になっていたのだが、息子のほうがやる気満々である。昨日、2ペダル目まで漕げたときに大げさに褒めていたのが効いたのだろうか。
ボクはすでに単なる監視員となり、息子は勝手に練習している。たまに気まぐれで、後ろを持って走らせてやってみる。
「おお、すごいな〜。ちょっとしか力入れてないのに、ちょっと支えるだけでこんなに走れるんだ!」
「おしいな、もうちょっとなんだけどな。ちょっと支えればいいだけなのに!!」
とか言っていたら、まぐれで10mぐらい走れたことがあった。
今回も、バスの様子から1時間程度の練習。
●翌日。練習3日目。
公園はデコボコしていて走りにくいと言うので、場所変更。運動場の脇に、アスファルトの細長い空間があるのを発見。人通りも殆ど無く安全な場所だ。
この日もほとんど放置で、勝手に練習。たまに20mぐらい走れることもあるぐらいになってきた。放置とはいえ、大げさに褒めてみることは忘れずに実行。
ここは狭いので進行方向がずれると、止まるしかなくなってしまう。次回は広いところで練習すべきだろう。
●1週間置いて、練習4日目。
フィットに自転車を積んで、小金井公園に行った。
閑散期なので、駐車場をゲートで区切って縮小している。使われていない駐車場で自転車の練習をすることにした。
先客に、大人2名の曲乗り系の自転車練習組がいた。なんかバック走行している。
ここは広いので、バランスを崩して進路が曲がっても、止まらずに進路修正を試みることが出来る。今の息子にはこの広さが必要だ。
ボクの仕事は場所選定だけで、息子は勝手に練習。そして、駐車場を3周する(こともある)までに成長した。
あとはもう、距離のって直進性に磨きをかけるだけである。
「あっちの売店行って、あったかいジュース飲もうか。」
あっちの売店とは、徒歩10分ぐらいの距離にある売店である。ボクはそこまで小走りで先導する。
やる気を阻害しない程度に、速めに先導。「まってー! 速いよーー!!」とか言われるが、「キミならできる」とか言いながら先導。
だいぶ成長した。
だが、変なところに力が入っているのか、肩が痛くなるようである。
また、公道に出るのはまだ不安だ。
もうすこし練習が必要だろう。
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