2008年1月18日
ML310 G5 に Debian Etch インストール
某所に設置する ML310 G5 が届いた。
今日は外が寒いので、サーバ本体も冷え冷えだ。部屋に入れたら速攻で結露し始めた。
電源を入れたら確実に壊れそうである。
本来なら、箱に入れたまま入り口付近に放置して温度を同調させるべきではあるが、もう開梱しちゃったので部屋に入れた。
ホットスワップなハードディスクを抜いてみると、盛大に結露している。いまさらなので気にしないことにする。
2時間ぐらいして、結露が解消されていることを確認して電源を入れたら正常に動作した。
さて、Debian Etch r1 の CD-ROM を入れて、ブートして、日本語を選択して・・・
CD-ROMドライブが認識されない!!!
ML310 G5 のチップセットは Intel 3210 であり、すなわちサウスブリッジが ICR9 であり、Etchのカーネルは未対応だ。
こんなときは http://kmuto.jp/debian/d-i/。
etch-custom-1013.iso をダウンロードして焼いてインストールしたらあっさり入った。
この ML310 G5 には HP SmartアレイE200/128 BBWC も搭載しているのだが、これは難なく認識された。
面白いのが iLO2 (Integrated Lights-Out 2) である。これは OSが入っていなくても、リモートから電源のON/OFFなどができる代物なのだが、もうBIOSつーレベルではなく、TCP/IPフル実装のネットワークOS(10年以上前の用語だな)が動いている。
電源入れなくても、その部分は動いているわけで、待機電力が気になるが、待機している状態が長いわけではないからまあいいのか。
ML310 G5 には iLO2用のEthernetPortがあり、そこにLANケーブルをさすとDHCPで勝手にIPアドレスを取得し、起動画面に表示される。そのアドレスにWebブラウザでアクセスすると管理画面が表示される!
感覚としては、家庭用NASの管理画面みたいな雰囲気。FANスピードとかCPU温度とかも表示できて面白い。
いや、そんなんで遊んでないで、メールサーバの設定とかしなきゃな。
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