2007年11月22日
Backup Exec 11d のディザスタリカバリで嵌った(その2)
前回の予告、「DRファイルが必要な話と、Backup Exec の内部状態(タスクとか)を格納する mdb ファイルのバックアップの話があるのだが、それはまた後日。」について書く。
DRファイルってハードウェア構成とかが格納されていると思っていた。同一ハードウェア構成なら一度作ればOKだと思っていた。
しかし、「テープのオートローダーのどこのスロットに記録したか」とかもそこに入ってた。
DRファイルがない状態で、手動で指定するのは非常に面倒だ。テープの場所を手動で設定する必要がある。その場合、テープのオートロードと早送りを待たなければならず、非常に時間が掛かって全然ディザスタじゃねー! と発狂することになる。
DRファイルは別ファイルサーバとかにも置いておくようにしましょう。
それと、「Backup Exec の内部状態(タスクとか)を格納する mdb ファイル」の件。
「現在の状態」はDBオープン中なのでバックアップできない。なので、深夜にそれのバックアップファイルが自動的に作成されるようになっている。ディザスタリカバリした場合、そのバックアップファイルから復元するので、深夜の状態まで戻ることになる。通常運用ではそれで問題ないだろう。
しかし、導入時にバックアップタスクを一通り設定して、1回バックアップしてリストアしてみようかなとかやるとどうなるか。
深夜のバックアップが一度も実行されないままなので、リカバリするとタスクが空っぽになってしまう。せっかく月〜金のタスクをちまちま設定したのに〜〜〜〜!!
バックアップする前に、深夜の保守実行しておきましょう。
(「今すぐ実行」する方法が見つからなかったので、保守の時間を数分後にして動かした。)
と、慣れないことをするとイロイロありますね。
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