2006年11月21日
屋号についてもうチョット考えてみる
誰かに相談してみようと思い、とりあえず近くにいた妻に聞いてみたら、「テック」はクルマっぽいと言われた。よく分からんがそうゆうものなのかなぁ。しかし、参考にしないことにした。顧客ターゲットとしては、ずれているサンプルだった。
元同僚で今は某最大手外資DB会社に勤めるA氏に聞いたら、「フォーユー」が個人向けっぽいと言われた。確かにそうだ。受託などには向いていない名前だ。
もう一人、元同僚の個人事業主に聞いてみようと思っていたらコメントを書いてくれた。しかし、「るき」だけを取るのは「るきへな」自身の語源を考えると中途半端だ。彼女はいまだに「るきへな」の語源を知らないと思う。
最大のポイントは前回も書いたのだが「ありふれているようだけど、他に無い」である。
相手が名前を聞いた瞬間に、コンセプトをある程度理解してもらえるというのも重要である。「名前の由来は?(つーかなんでそんな名前なの??)」という感じだとマズイ。逆にそこから話を発展させる気概とか営業力を持っていれば別だが、ボクの場合はそこでシドロモドロして逆効果になりかねない。
屋号として斬新な名前をつけるということは、初対面のときに名前の由来とコンセプトについて質問してくれくれビームを発射していることに他ならない。逆に質問しないと失礼だぐらいに思う。コンセプトを語る場を提供してくれたことを感謝しつつ熱く返答しなければならない。るきへなというハンドル名について聞かれて、「ん? 内緒。てへっ」って言うのとはわけが違う。
50音順最適化についてこだわりは無い。これからの検索万能時代において、電話帳でボクを探す人がいるだろうか。ヤフーのディレクトリならいるかもしれないが、微々たる物だ。最適化するポイントではない。50音順最適化はSEOの世界で言うところのmeta keywords属性程度の重要度だろう。
イロイロ考えながら、何か参考にならないかと思い、前の会社で貰った名刺を眺めてみた。なんか知らんが400枚ぐらいある。開発要員なのになぜこんなに多くの人に会ったのだろう。不思議だ。そして半分ぐらい覚えていない・・・。
このなかでインパクトのある名刺は「株式会社人工生命研究所」である。事務の女の子も書類の中でこの社名を発見してビックリしていた。人工知能ならまあわかるが人工生命だとちょっと尖りすぎだ。悪の科学者っぽいイメージになっちゃうんですが。巨大な試験管をパリーンと割って未知の生命体が出てきて、科学者が不敵な笑みを浮かべるような。でも、確実に覚えてもらえる名前だとは思う。
他にインパクトのある名刺は無かった。
気になった名刺としては、ワールドソフトだろうか。大げさな名前の割にはワードのワードアートで素人が3秒で作ったようなロゴがインクジェットプリンタで印刷された名刺。こうなりたくないの代表作。
と、いろいろ考えてテックフォーユーに戻ってみる。
ありふれているようだけど、他に無い。(ググっただけであり、法務局で調べることまではしていないが)
個人向けっぽいイメージは、それもいいかなと思う。どんなに巨大なシステムでも、最終的に使うのは人間である。その人のために、ボクはプログラムを書くのだ。そしてそれは顧客満足から担当者の満足に帰結し、発注企業の満足 → 日本の発展 → 世界平和に繋がっていくのである。
冗談ではない。本気でそう思っている。
「オペレーターのコトを考えすぎて仕事が進まないんじゃないの?」と思われて発注してくれないのだとしたら、それはそれで狙い通りだ。そんな企業と仕事してもストレスが溜まって幸せになれないと思う。
それと、電脳による個の能力の増大は、パソコンにのめりこんだ学生時代から、ボクの中のテーマだった。
「組織から個へ」という現代社会の流れにも合致する。この流れが10年50年と続くかどうか分からないが、少なくともボクはそうあって欲しいと願い続けるだろう。たとえ歴史が繰り返して「組織の時代」に揺り戻ったとしても、豊かさというのは個人個人が豊かだと思うかどうかに掛かっていると思うので、個人に頑張って欲しいと言うメッセージは発信し続けたい。
人に意見を聴きつつ、最終的には全部無視してスイマセン。
次回は、営業性個人な屋号名義の銀行口座を口座開設するのに苦労してみる話になると思われます。
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由来は知ってますが、失念してましたw
こんにちは。
ちなみにうちの屋号はブリジストン系のアレです。
あと、ググッても1件もヒットしません。
HPがないのでうちもヒットしません。
はっはっは。
ブリジストン系のアレも元の字が良ければよい雰囲気になりますね。