2006年10月14日
WILLCOM高速化サービスの罠
WILLCOMに高速化サービスというものがある。画像を圧縮したりして体感速度を上げるもの。
最初の2ヶ月は無料なので使ってみた。2ヶ月ってのは微妙に忘れがちな期間なのだが、期限切れ前にメールで教えてくれると言う親切設計で好感が持てる。
しかし、ちゃんと無料期間中にOFFにしたつもりだったが、課金され続けた。
で、116にゴルァ電。(10月3日) とりあえず1か月分返金してくれることになった。
その後、今日、WILLCOMから電話があって、「今月も使ってますがなお客さん」と。
知らねーよ使ってネーよWILLCOMさん。
とりあえず、WILLCOMが通話明細を送るから、それを見て相談しましょうという話になった。
その会話の中で、WILLCOMはダイヤルアップの電話番号を気にしている様子。
ボクは、高速化サービスしか読んでないので網側の設定で高速化サービスの属性がON/OFFするものだと思っていた。(普通に読んだらそう思うよな)
FAQで高速化サービスで検索した結果も読んだ。
これらの説明を読んだらどう見ても端末側ではなく網側の設定だよな。
しかし、WILLCOMとの電話を切った後に気づいたのだが、端末側の電話番号によって高速化サービスのON/OFFが切り替わる仕様のようだ。
オンラインサインアップで高速化サービスのON/OFFを切り替えると、端末側のダイヤルアップ設定の電話番号が書き変わるのである。ONにすると、0570570092##64。OFFにすると、0570570091##64。
ぐは、それ変だよ。
京ぽん2(WX310K)のダイヤルアップ設定は3種類登録できる。1つは「CLUB AIR-EDGE」という名前が付いていて、それ用のデフォルト値が登録されている。通常はそれだけを使うようだ。残りの2つのデフォルト値は空っぽ。ボクはその空っぽのところの1つに CLUB AIR-EDGE の電話番号をコピーしてきて、プロキシに自前airproxyを指定した。通常のブラウズにはこれを使っている。
電話番号をコピーしたとき、高速化サービスはONにしていた。そのときは電話番号が変わっているとは知らずにコピーしていた。結果的に高速化サービスONの番号をコピったようだ。
無料期間終了時、オンラインサインアップで高速化サービスをOFFにしたが、その際は普段利用しない「CLUB AIR-EDGE」の電話番号だけが高速化サービスOFFの番号に書き変わった。
それで、高速化サービスON かつ airproxy を使うという無駄な設定が出来上がり、そうとは知らずに3ヶ月ぐらい使い続けてしまった。
書き換えるのなら登録してあるところ全部を書き換えてくれよ。
おそらくは電話番号の変更をユーザーに意識させずに切り替えられる親切設計のつもりなのだとは思うが、端末上のダイヤルアップ設定が書き換えられる旨をどこかに書いて欲しかった。
今度WILLCOMから電話が掛かってきたら、「細心の注意を払いつつ説明を読み、説明どおりOFFにしたにもかかわらず課金された」と言い張って全部チャラにしてもらうつもり。
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私も同じ現象で悩んでましたが、おかげさまで謎が解けました。
ありがとうございます。
るきへな さんとまったく同じパターンです。
自宅サーバでairproxy(+Rubyで上位プロキシ組んでカスタマイズ)立ててたのですが、解除したはずの高速化サービスがいつまでたっても明細から消えなくて…
私もやはり高速化サービスON時の番号をコピって使ってました。
続きを
http://weblog.rukihena.com/archives/2006/10/willcom_1.html
に書いているので、参考にどうぞ。
willcomさん、人の住所なくしたり、パケットつながりっぱなになったり、いろいろありますね。
club-edgeが有料だとは聞いてねえっての、請求書に情報提供料とて200円ほどついてますね。