2006年2月 9日
Debian 3.1 sarge インストール
このブログを以前のサーバに引っ越してみたら、再構築が絶望的に遅かった。
絶望的なので新しいサーバを作ることにした。
ディスククラッシュしたPCと、1ヶ月に3回ぐらい勝手にリブートしてしまうPCが転がっていたので、ニコイチにした。
ニコイチだと信頼性が劣るが、MEMTEST86 と、Drive Fitness Test でテストしまくってエラーが出ないので信頼することにした。
ちなみに3枚あったメモリのうちの1枚が、MEMTEST86でエラーを出したのでリストラした。
OSを何にするか悩んだ。
FreeBSD は以前インストールして、「2度と使わねー」と思った。パッケージはバイナリではなく、パッケージインストールの度にコンパイルが走る。コンパイル至上主義である。思想が10年前である。
以前のサーバは Vine を使っていた。Vineは恐ろしく保守的である。いまだに apache 1.3 って。それと、ロードマップをみて、なんとなく不安になった。
実験的に CentOS (Red Hat Enterprise Linux 互換OS)を使っているサーバもある。これは MySQL と phpMyAdmin で EUC を使う設定がいまだに分からなくて文字化けしたまま放置している。アプリからは EUC で読み書きできているので問題ないのだが、新規でインストールする気にはなれない。
Fedora Core はアップグレードの早さで有名で、サーバには向かない。
Debian は昔使っていた。bo とか表示されていたような気がするので、1.3 だったのだろうか。その時代は dselect が前面に出ていた。それが面倒で使わなくなった。その後も気にはしていたのだが、リリースの間隔が長くて使う気になれずにいた。
他にメジャーなディストリビューションを知らない。メジャーでなければ将来性が無いので選択肢に入らない。
いろいろ悩んだ結果、Debian も今では dselect の呪縛から逃れて使いやすくなっているかな? と思って Debian 3.1 sargeを入れてみた。
インストールは bo とかの時代に比べたら恐ろしく簡単になった。フツーにインストールできた。日本語の設定もいつのまにかに行われていた。
TeraTerm+TTSSHでログインできなかった。version 1 を受け付けないようだ。適当にいじって解決した。
vi で日本語が文字化けしたが、vim をインストールすることで解決した。パッケージのインストールは aptitude install packagename 一発で終了する。
MySQL も phpMyAdmin も aptitude でラクラク入った。日本語もフツーに表示されている。
RedHat系とは違う管理コマンドに戸惑うことが多いが、Debian GNU/Linux スレッドテンプレなどを見ながらいじればなんとかなりそうな感じ。
Movabletype の移行も済んで、Webサーバだけは稼動可能な状態になった。あとはログ解析とかトラフィック監視とかを既存のにまとめるとかこまごました作業が残っている。「マシンを実家に置きに行く」という重要な作業もあるな・・・。
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FreeBSD はパッケージはバイナリですよ。
(バイナリのものをパッケージとよぶ)
たぶんports と packages を勘違いしたのだと思います。
まあ、勘違いで物事が判断されるのは世の常のようですから。
ご指摘の通り、勘違いしてました。
こんど、packagesも試してみたいと思います。