2005年11月16日

SSHD辞書攻撃とLogWatch

 SSH の辞書攻撃が流行っている。そのせいで、ログが大量に出る。攻撃対象IPも総当りなので、そこらじゅうのサーバで無駄なログが生成されているものと思われる。

 サーバには LogWatch を入れているので、長大な報告メールが作成されてしまう。しかも、デフォルト設定ではエラー部分しか作らないので、意図しない正常ログインを知ることができない。すげー意味のないログ加工である。一応、レポートレベルを上げると正常ログインも知ることができるが、長大なのが更に長大になってしまう。

 過去に CodeRed などが流行ったとき、アクセス数の半分以上が CodeRed というサーバもあった。なので今時のアクセスログ解析ツールでは、ウィルスによるアクセスはカウントしないようにできている。

 ということで LogWatch を最新版に入れ替えたら改善されているかな? と思ったが、7.0 でも同様に長大メールを生成する。

 どうしたものか。

 あんまりやりたくなかったが、LogWatch のスクリプトに手を入れた。思いのほかカンタンで、変えたのは /etc/log.d/scripts/services/sshd の

####if (keys %IllegalUsers) {
if(0){

 だけ。

 とりあえず快適になった。

Posted by rukihena at 23:34:42
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