2005年8月 1日
FFFSとかext3とか
昔々(90年代)、FreeBSD と Linux の比較の話を聞いた。Linux は何でもアリの雰囲気。FreeBSDは由緒正しいモノ。Linux に NFSとかをやらせると遅い。などなど。
その後、Linuxが妙に脚光を浴びてしまって、妙に作りこまれちゃったりして、Linuxが追い越したんじゃないかと漠然と思っていた。もはや FreeBSD のメリットはディストリビューションが1つであり混乱しないという消極的な利点しかないのではないだろうか。
そんな風に思っていたとき、ファイルシステムについて調べることがあった。FreeBSDのファイルシステムはUFSである。Unix File System を略してUFS。単純すぎ。そしてそのバリエーションで FFS(First File System) とか FFFS(Fat Fast File System) がある。64ビット化した UFS2というのもある。狭義のUFSは初代UFSのことを指すが、広義のUFSはそれら全部ひっくるめてそう呼ぶらしい。ちょうど、VFATやFAT32を単にFATと呼ぶようなものか。
FFFSなどは名前は速そうなのだが、それは昔に比べて速いのであって、現代から見ると遅い。Linux の ext3 のほうが全然速いらしい。
やっぱりLinuxは追い越してるじゃん!!
Portsの仕組みを知ったときも衝撃的だった。rpmとかaptの類を想像していたのだが、Portsはコンパイルするための情報の集まりなのである。Portsでラクラクインストールってコマンド一発なんだが、コマンド打ってからソースをダウンロードしてきて悠長にコンパイルを始めやがるのである。
搭載CPUに最適化されたバイナリが出来上がるとか、メリットはあるのだろうが、どうにもこうにも面倒なんですが!!
ということで FreeBSD が嫌いになった。
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ファイルシステム壊れて良いならLinux使えば?
http://www.dd.iij4u.or.jp/~okuyamak/Documents/NetworkFileSystem.Tune.4.html
つpkg_add
さらに嫌いになった。