2005年8月 5日

Apple iTMS と SONYレーベル

 インターネットのものだから、日本に上陸しなくても多分使えていたと思うのだが、日本語化したり日本の楽曲を提供したり日本円で決済できたりすることを「上陸」と呼んでいるのだろう。

 一番重要なのは「日本の楽曲」である。日本人が聴きたい曲が並んでいなければ意味がない。そんな中、SONY系のレーベルは iTMS と契約していない。

 SONYとしては音楽配信サービスで主導権を握りたいのだろう。しかも、コンテンツ(ソニーレーベル)もフラッシュメモリ(メモリスティック)もミュージックプレイヤー(ネットワークウォークマン)も自社やっているという欲張りよう。

 すべてを持っているから有利なような気がするが、逆に新しいことに挑戦できなくて後ろ向きになっている感じ。

 SONYは囲い込みするのが仕事なので、囲い込みをやめたらもうSONYではなくなる。SONYが変わることを期待するのはあきらめた。SONY系アーチストが「もっと多くの人に聴いてもらいたいから」と言ってSONYワールドから逃げ出すことを期待したい。

Posted by rukihena at 23:45:33
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