2005年7月24日

地震情報収集に遅れ

 昨日の地震の情報が気象庁に届くのが遅れたのは都庁のシステムが古かったため、という話。

 システムが古くても地震の発生具合は変わらないだろ、と思う。どう考えても最大負荷は都内の地震計の数になるわけで、パフォーマンステストの仕様は考えるまでも無くその数だけデータを送りつければよい。

 なのに何故過負荷になる?

 産経では

 雨量や川の水位などのデータを地震のデータと同時に処理したためにサーバーの能力を超えたことなどが原因
 としている。

 読売では

 このサーバーを導入した当時、都内の震度計は14か所にしかなく、都では「その後の増設分が計算に入っていなかった」としている。
 としている。

 どっちも理解できない。高々99件のデータである。しかも、こないだの新潟中越地震で一斉動作しているものと思う。そのときに問題にならなかったのは何故なのだろうか。

 ボクが考えているのは、震度情報(高々4ビットに収まる)だけでなく、揺れの波形も送っているというもの。揺れている時間が長いと、情報量が増える仕組み。大きな地震だと「揺れ時間」が長く、情報量が増大→過負荷になると。

 うーん、でも新潟中越地震の「揺れ時間」も長かったよなぁ。

 ナゾ。

Posted by rukihena at 23:59:34
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://weblog.rukihena.com/mt/mt-tb.cgi/141

コメント