2005年7月21日
マンション泥棒とかベンツ泥棒とか
清原選手の自宅マンションに泥棒が入った。
手口は単に鍵のかかっていない玄関から入ったというもの。オートロックだから安心と思っているなんて常識がなさすぎ。
エントランスのオートロックは簡単に開く。他人の横をすまし顔で入っていくのは有名すぎる話である。しかし、テレビでは「センサーを誤動作させ」と言っていた。そうか。アレか。
前いたカイシャのエントランス(自動ドア)は20時以降は外から入れないようになっている。一方、中から外に出るのは普通に可能だ。この仕様だとうっかり夜食を買いに行くと入れなくなってしまう。横のボタンで暗証番号を押すと開いたりするのだが、暗証番号を忘れている。ケイタイもカイシャに置いて来てしまった。さてどうする・・・。
ドアの内側に人間が居ると判断させれば自動ドアが開くはずだ。
自動ドアのスキマから手持ちのモノを投げ入れてみる。名刺なんかが飛距離がでて都合がいい。数枚投げたら開いた。理想は軸が円柱なウチワだろうか。
ちなみに、ボタンの磨り減り具合を見て暗証番号を解析する方法もある。
ベンツ泥棒のニュースもあった。クルマのナンバーを控えて陸運に行って書類をゲットして中古車屋経由でダイムラークライスラーに本物のスペアキーを注文するという手口。つまり、ナンバーさえ分かれば複製可能なのである。これはソーシャルハックに対して弱すぎる。
通常、鍵のシリアルNoはメーカーが把握するものではないと思う。そこにあるクルマから逆引きできないようになっていなければ鍵の意味がない。普通、客に「控えておいてね」とお願いしていると思う。ボクのホンダフィットは多分それ。
そして、シリアルも不明でキーを全部紛失した場合は、シリンダーごと交換する。不便だけど、セキュリティを優先するならそうするのが普通だと思う。
ちなみに、フィットの鍵のシリアルはアルファベット1文字と数字3桁だ。最大でも26000種類しかないのか。26000分の1の確率で、他のホンダ車を開錠できるということか。
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