2005年5月 1日
FastCopy VS Fire File Copy(FFC)
高速コピーツールといえば Fire File Copy だった。しかし、FastCopy が Ver1.0になって注目されるようになった。
FastCopy の作者は IP Messenger の作者でもある。IP Messenger の掲示板を見たことがあるが、ファイル転送の速度をチューニングしているときがあって、それはもうチューニングしまくりだった。そのノウハウが生かされているのではないかと思う。UNICODEのアレとかMAX_PATHのアレとかもキッチリ押さえているあたりが Windows に詳しい感じで信頼できそうな感じで好感度上昇な感じ。
Fire File Copy の方が歴史があるが、作者が学習しながら一生懸命バージョンアップしている印象がある。FastCopy はその欠点を見抜いて全て織り込み済みで設計してエレガントな作りになってるんじゃないかと想像する。ソースを見たわけじゃないけど。
FastCopy の ToDo には「ネットワーク対応(2つのPCに入れた fastcopy 同士で高速転送) 」というのがある。まさに IP Messenger のファイル転送の機能に近いものであり、SMBプロトコルでは実現できない高速コピーが実現されるのではないかと期待される。
しかし、コピーの進捗表示が無いとか、GUI的にはFire File Copyに劣る。また、1.0からしばらく進んでないのも気になる。
個人的には Win32API の CopyFileEx() とか MoveFileEx() とかを差し替えて、エクスプローラーを含む全てのアプリが行うコピー動作を高速化してくれる仕組みを望む。が、無理だろうなぁ。
Posted by rukihena at 23:28:18
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