2004年8月21日

〜の差異を隠蔽

「〜の差異を隠蔽する」というものは多数ある。一番有名なのはJavaだろう。とりあえずJavaを選んでおけば経営者としては安心。次なる不安はDBMSの選定。これもDBMS非依存にしたい。
JavaはJDBCというDBMS非依存のAPIがあるが、表面的に非依存なだけでSQL文はDBMS依存である。SQLの方言までは面倒を見てくれない。これはODBCと同じような感じである。
ではどうするのか、というところでEJBのEntity Beanを使う。DBアクセスは全てEJBで行う。DBMSを交換したときはEJBだけ書き換えればよい。
EJBが何たるかを知らずにEJBの本を読み始めたときには、この目的があることに気が付かなかった。お題目には分散オブジェクト的な話が前面に出ていて、何を言ってるのかさっぱり分からなかった。

Posted by rukihena at 05:24:00
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