2009年8月 6日
酒井法子と通信の秘密
現状のまとめ
自称プロサーファーが覚せい剤所持で現行犯逮捕
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妻の酒井法子が行方不明
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捜索願が出される
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携帯電話の位置登録情報履歴に身延山付近のログがあったことがわかる
これって、通信の秘密という大原則からみてどうなんだろう?
単なる行方不明者を探すためだけに開示してしまうものなのか。
覚せい剤所持の疑いが濃いから捜査令状が出たとでもいうのだろうか?
そうだとしても令状を出せるほどの確証があるとは思えない。
位置情報が割と簡単に開示されちゃうという事実が明らかになった。
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逮捕状まで出ているんだから、十分な確証があっての発表でしょう。自殺防止の観点からも、このくらいは開示するのが当然。
逮捕状をとったあとならいいけど、4日時点での開示なのがイヤな感じ。
国家権力暴走防止と個人の自殺防止を比べたら、国家権力暴走防止を優先したいなぁ。
著名人でもあり、その前に家族から捜索願が出ていることを考えたら、当然の開示。こんな程度のことで通信の秘匿やら国家権力の暴走だとか言い出すやつがいるから、権力側に同情が集まるのがわからないのか?
そうですねぇ。
ただ、ボクひとりを黙らせたところで、他にもこっかけんりょくのぼうそうが嫌いな人はたくさんいると思いますよ。
不思議なのは、叩かれるのが分かっていて、位置情報のネタをリークしてしまう警察の無神経さ。
ATM引き出しネタは逮捕状の後から出てきましたが、実際に逮捕状の後で知ったのか、それとも知ってたけどリークしなかったのか、そこらへんが気になりますね。
今回のケースでは、捜索願が出され、人の生命、身体等に差し迫った危険があると考えられたことから、違法性阻却事由により位置情報が開示されたのではないでしょうか?
その可能性もありますが、今日の報道を見ていると、最初から覚せい剤疑惑で捜査していたような雰囲気ですね。