2006年7月19日

ハザードマップの周知

 長野県岡谷市で土石流が発生した場所は、ハザードマップで土石流危険渓流として指定されていた。

 で、マスコミが住民にマイクを向けて、「そんなの知りませんでした」という人を探して放映していた。そして、「もっと周知徹底を」などとコメントしている。

 しかし、現時点で考えられる現実的な広報方法「市報」で伝えられているはずで、住民がそれをちゃんと読んでいれば気づくはずだ。

 マスコミがコメントすべきは「市報をちゃんと読みましょう」だろう。

 マスコミが本当に言いたいのは、自治体がテレビCMを打ってテレビ局を儲けさせよ! ということなのだろうか?


 でも、実際には市報で「ハザードマップを作成しました。見たい方は市役所で貰ってね。」としか書いてなかったかもしれない。うちの近所の石神井川の浸水マップもそうだったような。


 しかし、義務教育の地理で地形の変化とか学習した人が、地形が変化しちゃいやすそうな地盤の上に住んでいることが信じられん。

 先生の話は良く聴きましょうね。

Posted by rukihena at 23:07:21
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コメント

私の自宅のある某市でも浸水&液状化マップが出ましたが、まず初めに反応したのが不動産価格だったのがえらく笑えました。
多分、不動産に関心ある人以外はチェックしないのじゃないかというのが私の感想ですが。

Posted by ささきけいすけ at 2006年7月23日 01:24

一度住んじゃうと、引越しは大変ですからね。
不動産屋が注意喚起すべきですが、彼らも商売だからマイナス面は口にしない。
やっぱノンリコースローンを普及させて、銀行が注意喚起の役をすべきかと。

Posted by るきへな at 2006年7月23日 15:20