2005年11月14日

ヒビキと少年

 仮面ライダー響鬼は途中から見始めた。「今回の仮面ライダーは、なんか変」というウワサを聞きつけ、どんな風に変なのか興味を持ち、見るようになった。

 どんな風に変なのかは置いといて、(置いとくんかい?) この物語の主題は明日夢(中3〜高1)の成長過程のようである。少年が将来何をやりたいのか、手探りで悩みながら成長する姿。それをうまいことコントロールするヒビキ。

 話は飛んで、頭文字Dも主人公藤原拓海の成長が軸になっている。拓海の成長をうまいことコントロールする藤原文太。

 どちらのストーリーも、カリスマな師匠と将来のことを考え始める年齢の少年という設定で共通している。師匠の教育方法も、非常に短くて訳分からないセリフだけど適切なタイミングで言うだけ。答えは自分で悩んで考えて決めろって感じ。この設定はボク的には好きらしい。


 今回まで、ヒビキは明日夢のことを「少年」と呼んでいた。ボクも途中から見てるので明日夢の名前を知らなかった。もしかして台本上でも名無しさんなのかなとさえ思っていた。

 しかし今回のラストシーンで、ちょっぴり成長した少年にヒビキが「ありがとな、明日夢」と言った。

 ボクはめちゃくちゃ感動した。


 是非、中高生に見せたい。でも、この枠を中高生が見るんだろうか。見ないだろうなぁ。小学生が見ても戦闘シーンしか頭に入らないだろうしなぁ。(ボクは戦闘シーンを早見再生する。)

 小学生の親が子供と一緒に見て、将来の教育方針を考える。というのがいいかな?

Posted by rukihena at 23:30:25
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://weblog.rukihena.com/mt/mt-tb.cgi/254

コメント