2005年8月28日
100km÷24h≒4.2km/h
例によって例の24時間マラソンは番組終了間際に図ったようにゴールインした。
100kmを24時間で移動する速度は 4.16666km/hである。通常、徒歩は4km/hといわれているので、ほぼ同じ速度。ずーっと歩いていればゴールできる。
走ったり休んだりを繰り返すのと、ずーっと歩き続けるのではどちらが楽だろうか。ということは考えてはいけない。走ったり休憩したりして、盛り上げたり時間調整したりしなければならない。
高校のとき、ロードレース大会があった。サボると後日走らされる。制限時間以内にゴールできない場合も、後日走らされる。距離は6kmで制限時間が1時間だったかな?
半分だらだら走って、半分歩けば要件を満たす。その計算をするために数学(算数?)を習ったんだと思う。そして、「当日は歩こうな」という協定が、非体育会系クラスメイトを中心に結ばれる。
しかし、当日、歩いているやつがいない。ちょっとはいたが、どうしょうも無いバカばっかりで、ずっと歩いている。制限時間にゴールできない速度で歩いているのだ。どうせ後日走らされるなら休んだほうがマシだ。
ボクは一人、4km地点を30分ぐらいで通過し、あとは歩こうと思い、実際にそうした。もうちょっとキロポストが沢山あったら、最適な速度にしやすいのになぁとか思いながら歩いていた。ゴールに近くなったら体育の先生が横に来て、「頑張れ、走れ」とか言っている。ボクは「まだ、(制限時間に)間に合いますよね」と言って歩いていた。頑張る必要があるならその理由を教えてくれ、と、今のボクなら言うだろう。当時はそこまでスレていなかった。ただ、うつむき加減で歩いていた。
24時間マラソンを見ると、そんなことを思い出す。
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