2011年1月23日

ガス欠

 ちょっと買い物いこうかなと思ってエンジンを掛けようとしたら掛らない。セルは回る。どうしたんだHey Hey Baby バッテリーはビンビンだぜ。カスラックさん、お元気ですか?

 ・・・

 まあ、ガス欠なんだろう。

 しかし不思議だ。先週の帰りは、普通に帰って来れた。挙動不審になることもなく普通に帰った。佐野で燃料警告灯が点いていたことは除いては。

 ちょうど帰ってきた瞬間に最後の一滴を消費したんだろうか? それともエンジン始動に大量のガソリンを消費してしまうのだろうか?

 もうひとつ不安なことがあった。先日中国の通販で購入した、ODB-IIコネクタに差してなにかする怪しげなブツを初めて差してみたのだ。これが悪さしたのだろうか?

 とりあえず怪しげなブツを抜いてキーを回す。しかし、始動しない。バッテリーを一度外してみる。しかし、始動しない。もっと長時間外してみようと思って、外してチャリで買い物に出かけて帰ってきてから戻して始動してみたが、やっぱりダメだった。

 ODB-IIコネクタの件が無ければ、迷うことなくガス欠だと判断できるんだけどなぁ。ECUが壊れちゃった可能性も否定できない・・・。

 ディーラーに、ODB-IIコネクタの件も含めて話してみたが、ガス欠でしょうねという感じ。日曜なので忙しそうだった。そういやフィットの大量リコールの件もあるし時間に余裕がないんだろう。

 さて、携行缶も持ってないし、近所にクルマ好きの友達もいないしどうしようかね。(※クルマ好きに限定しなくても近所に友達はいませんが)

 Google先生に聞いてみると、ガソリンスタンドによっては携行缶を貸し出してくれることもあるみたいだ。ウチから最も近いGSは、親切だけど高い系なので、貸してくれるかもしれない。

 と言う訳で、荷台用ゴム紐を握りしめてチャリでGSへ。

 で、目に付いたバイトに声をかけたらコレアリのバイト店員平田(若林)みたいな新人君で、どうも携行缶が蛍光管に聞こえたようなキョトンとした顔をしている。分からないなら早く偉い人に聞けよと思っていたら、奥の偉い人からコッチに来た。
 で、これはいいから灯油やれと言ったところにクルマが入ってきて、誘導してから灯油な! えっ? えっ? いい、もう灯油やれ!! 見たいな。

 話がそれたが、偉い人の話によると携行缶の貸し出しは盗まれることが多いらしく、免許証のコピーを取った上に預かり金5000円を取られた。ん、まあ、日本の現実はこんなもんだろう。

 20L缶に5Lだけ入れてもらい、チャリの荷台に括りつけて持ち帰り、給油したら普通に始動できた。

 携行缶の返却は、クルマで。携行缶もチャリもクルマにブチ込んで。高いけど貸し出しお礼の意味も含めて満タン入れた。

 満タン入れたら38.73L入った。これに携行缶の5Lを足して、600m走行で消費したガソリン量を引くと正味の満タン容量になる。始動と600mでどんくらい消費するんだろうか? 多めに見積もっても0.1Lぐらいだろうか。すると38.73+5-0.1=43.63Lってところかな? ちなみにカタログスペックは42L。


 前回帰宅時に最後の一滴を消費してしまったのだろうか? という疑問は自己解決した気分。ガソリンタンクには、蒸発したガソリンを吸着するキャニスターという部品がある。駐車時にじわじわ蒸発するガソリンはキャニスターに吸着される。走行してガソリンタンク内圧が下がると、吸着されてたガソリンが戻る。

 ということは、前回帰宅時はキャニスターが空っぽで、残りわずかだった液体のガソリンは1週間駐車している間にキャニスターに吸われてしまったんだろう。

 いつもガス欠チキンレースを地味に開催しているのだが、やっぱりチキンなので実際にガス欠になったのは2回しかない。

 前回は学生時代で、走行中にエンストしたものの、セルで邪魔にならない場所に移動してたら何故か再始動して、400m先のガソリンスタンドにたどり着けた。ということがあった。

 今回、一番面倒だと思ったのは、電装品がリセットされちゃったので初期設定し直さなきゃいけない事。デフォルトでOFFになってる外部入力を復活させるコマンドとか、取説見ないと分からんよ! 取説どこだ!?

Posted by rukihena at 18:20:05 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2011年1月17日

ナショナル食洗機 NP-60SX5 排水不良→修理

 2005年10月15日に購入した食洗機が壊れた。排水しない。エラーが出るわけではなく、乾燥モードに入っているのに、庫内が水浸しのままなのだ。

 なんか詰まったのかなと思い、排水ホースから水道水を逆送してみた。すると庫内に水が入ってくる。これで詰まりが解消できただろうか? しかし、いくら逆送してもスルスル入っていく感触にならない。

 運転してみると案の定、排水できない。

 排水動作中に扉を開けてみると、排水しようとしている雰囲気はある。水たまり部分の水位が減っていて、開けてポンプが止まったと同時に水が戻っている感じだ。

 この食洗機は窓が無いので運転中の様子が全く分からない。ドアセンサーを騙して運転してみたい。

 ドアセンサーの位置は簡単に分かった。ドアラッチを受ける穴に仕込まれている。左右同時に押さないと、「ピピッ」とエラー音を出すようだ。

 つまようじで同時押しすると排水ポンプが回った。そして、洗浄ノズルから水が出てきた!!

 なんということだ!!!

 排水するはずが洗浄モードに???

 この症状から想像するに、ポンプは一つで、何らかの機構で洗浄と排水を切り替える仕組みになっているのだろう。その仕組みに異常が発生したようだ。

 ここまで現状調査して、Google先生にお伺いを立ててみた。すると同様の症状と思われる修理報告がいくつか見つかった。

National食洗機 NP-60SS5修理
National食洗機 NP-60SS6 分解 修理 排水しない
ダメ元で自分でやってしまうのもあり

 具体的な修理方法は全く同じなのでここでは省略する。

 いろいろ調べている中で、同じ部品のスケルトンモデル写真を載せている記事が見つかった。

■そこが知りたい家電の新技術■ ナショナル 食器洗い乾燥機 「新・子育て家電 NP-BM1」〜除菌ミストで、洗浄力を大幅に強化

 ちとこれを勝手に拝借して、問題の弁の動作を解説してみよう。(※現象から判断した憶測です)

 洗浄時は、水流で弁が排水口に押しつけられて、洗浄方面に水が流れる。

NP-60SX5 洗浄

 排水時はポンプが逆転し、弁が開いて排水方面に水が流れる。ここで洗浄方面にも流れてしまいそうだが、洗浄方面の出口は排水より高いところにあるので、水は低きに流れる。

NP-60SX5 排水

 モーターもフィンも、効率的な回転方向というものがある。逆転は不利なのだが、洗浄と排水では必要能力が大幅に異なるので、排水時に逆転を使うのは合理的だ。

 簡単な弁機構で洗浄ポンプと排水ポンプを1台にまとめている。素晴らしいアイデアだと思うのだが、弁の材質セレクションが悪かったようだ。


 この症状も併発していそうな気がする。

食洗機修理(National NP-60SS6) [2010/04/25]

 ただ、この症状がでているかを調査するには、開けた状態で運転しなければならず、周囲が水浸しになってしまうので大変だ。

Posted by rukihena at 01:37:51 | Comments [0] | Trackbacks [0]