2008年9月20日
ガスファンヒーター購入
今年2月、自室にガスファンヒーターを買った話を書くのを忘れていた。そしてさらに今日、居間方面用にも追加購入した。
自室用の空調については、冬シーズン突入時にエアコンを買っていた。(11月22日 購入、12月1日 工事)
しかし、灯油を買っていた惰性で石油ファンヒーターを使っていた。そして灯油の在庫が尽きたときに、エアコンの暖房に切り替えた。
そしたらブレーカー落ちまくり。
能力(=消費電力)を半減するコマンドがあるのだが、それで半減させてもブレーカーが落ちる。実用に耐えない。
そこで、ガスファンヒーターを買った。
ガスファンヒーターは燃費が高い印象がある。しかしそれは実家に住んでいるころにプロパンガス単価で計算した結果であり、現住居の都市ガスで計算するとそう高いものではない。昨冬シーズンでカロリー単価は若干灯油が有利だったと思うが、給油の手間を考えるとガスファンヒーターは圧倒的に楽である。
それと、原油価格が上がり、灯油のメリットが全く無くなるんじゃないかとの予想もあった。
そんなわけで、2月からの数ヶ月、ガスファンヒーターで快適な暖房ライフを満喫していた。「カチカチ、ボッ!」 と、点火が早いのもカナリいい。カナリいいので居間用にも欲しいと考えていた。
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そして夏が終わる今、居間方面用のガスファンヒーターを追加購入した。
<きっかけ>
きっかけを話すと長い。
ボクはeneloop Wiiリモコン専用無接点充電セットを探していた。発表時にすでにほしいと思っていたのだが、発売日には忘れていた。そして、前のリンクの記事を読んで思い出して、ヨドバシカメラとビックカメラをハシゴした。しかし、売っていない。
ダメモトで地元のLivinに行ってみた。普段はあまり行かない店である。そこでウロウロしているときに目に入ったのが、ガスファンヒーター07年モデル在庫処分品 RM-2407S(7,970円)である。
これは2月にボクが買ったものと同じ型番だ。そしてコノ値段は安い。
2月に買ったときはかなり価格動向を確認して値下がり状況を見ていた。ブレーカー断に怯えながらエアコンを騙し騙し使いつつ、いつポチるかタイミングを見計らっていた。そして手を打った価格が9,439円だった。
いったい、あの苦労はなんだったのか。
Livin に行ったのが19日。明日20日はセゾンカードご利用で5%OFFの日である。家に帰って妻に相談して、明日クルマで買いに行こう。
</きっかけ>
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家で妻に確認し、快諾。
RM-2407S はタイマーが無いのがデメリットである。08年モデルの RM-2408 はタイマーが付いている。しかし、ウチではタイマーは使わない。現にエアコンのタイマーを使ったことがないのだ。
燃費について考えてみよう。
1kWhあたりいくらかを考える。いま、ガス単価は132円/㎥ぐらい(B表より)。これを45で割って3.6を掛けると、1kWh単価になる。ソースは去年計算したボクのExcel。
これによると、10.6円/kWhだ。
灯油の単価も計算してみよう。これはリットル単価を10.2で割るとよい。ソースは例によって去年計算したボクのExcel。
今年の灯油価格は原油価格高騰のあおりを受けて、18Lで2000円を超えるようだ。2000円で計算してみると、1kWh単価は10.9円になる。ガス単価132円/㎥と釣りあう灯油価格は1939円だ。今年は灯油よりも都市ガスの方が安いのだ。
次は電気との比較。電気代は長らく変わらず約24円/kWhである。原油高騰により若干上がっているが、天然ガスとか石炭(!)とかを燃やして単価維持に努めているようである。原発も使っているし。
24円/kWh は、都市ガスの10.6円/kWhと比べると滅茶苦茶高いが、エアコンだとCOP値で割る必要がある。エアコンのCOPが2.4以上なら、電気のほうがトクという話になる。
最近のエアコンなら、COPが4以上は当たり前なので、エアコンが有利だ。
しかしエアコンは外気温が下がると極端に能力が落ち、下手するとCOPが1前後になる。そんな状況になると電気代がもったいないどころの話ではなく、そもそも部屋が暖まらなくなる。東京でも木造だと年に何回かはそんな状況になるだろう。
それと、ウチのようにブレーカーの制約でエアコン暖房を使えない場合もあるだろう。そんな家では、ガスファンヒーターがオススメである。
とはいえ、ガスファンヒーターはガスコンセントが必要であり、それがない場合は原油価格下落を願いつつ灯油を使ったほうがいいかもしれない。また、プロパンの場合はたぶん高いので灯油がいい。
以上、東京の話。エネルギー単価は地域によって異なるので、各自計算してみましょう。
機器代金の減価償却費も忘れずに足しましょう(w
2008年9月 6日
Fit地球1周半
フィットの走行距離が6万kmを超えた。
2001年11月17日にフィットが納車されてから7年弱。2485日で6万キロ。
年間8800km程度であり、サンドラにしては乗っているほうだろう。
だが本当は年間1万キロぐらい走りたい気持ちは持っている。現状は目標に達していない状態だ。
このまま11年間(車検の区切りがよい期間)乗っても10万キロに届かない。その分もったいないような気がする。
今日はガソリンを入れた。
先月までは、コンスタントに月末に給油していた。ガソリン価格は月替わりでガツンと値上がりし、月末に向けてジワジワ下がることを繰り返していた。
だが、今月からガソリン価格が下がることは明らかだったので、先月末は給油を控えていた。そして41リットル給油。ちなみにフィットのタンクは42リットルである。
いままでにどれだけのガソリンを給油しただろうか。
燃費は走行環境によって大幅に変わるが、ボクの場合、記録のある数字を平均すると 14.3km/L 程度である。そこから計算すると、4200リットルのガソリンを給油しているようだ。単価100円なら42万円。単価200円なら84万円。
このまま高値が続くと、ガソリン代が車両価格を上回る日が来るかもしれない。と思ったが、高騰はここ最近の話なので、今後200円が続いても車両寿命までに車両価格を超えることはないだろう。
時流にあわせてCO2排出量を計算してみよう。ガソリン1Lあたり2360gのCO2が出てくるので、CO2排出量は9.912トン。フィット10台分の重さだ。
6万kmを地球周回換算すると、タイトルどおり1周半になる。